株式会社ドライブの採用情報
採用イベント
職場見学会
各回10名まで 60分程度の予定
0プレ開催
2025年
4月
8日
[火曜日]
17時START
1回目
2025年
4月
22日
[火曜日]
17時START
2回目
2025年
4月
28日
[月曜日]
17時START
3回目
2025年
5月
9日
[金曜日]
17時START
4回目
2025年
5月
21日
[水曜日]
17時START
5回目
2025年
6月
5日
[木曜日]
17時START
6回目
2025年
6月
20日
[金曜日]
17時START
7回目
2025年
7月
1日
[火曜日]
17時START
5分でわかるドライブ
クレド
-ドライブ全員に共有される信条-
スローガン
また会おう、またやろう。
経営理念
ドライブに関わる全ての人を幸せにする。
音楽とアニメで、想像を超える驚きと余韻を残す作品づくり。
行動理念
自分自身の仕事に誇りを持ち、仕事を通じて成長し続ける。
能力を活かし、知恵を出し合い、チームの一員として貢献する。
データでみるドライブ(2025年4月1日時点)
従業員数
31人
20代比率
64.5%
男性
65%
女性
35%
25卒入社全員女性
年間休日
121日
完全週休二日制
月平均残業時間
17.3時間
制作部:24.1時間
作画室:5.9時間
新卒入社比率
51.6%
外国籍従業員
2人
パパママ従業員
5人
徒歩10分以内在住率
74.2%
福利厚生
社会保険
健康保険 厚生年金
雇用保険 労災保険
役職手当
部長手当
職務手当
デスク手当
リーダー手当
休暇
夏休み3日
年末年始5日程度
生理休暇 育児休暇
健康診断
年1回実施
食事手当
昼食お弁当無料支給
懇親会
歓迎会、忘年会など
参加無料
資格取得補助
結婚祝い
出産祝い
部門紹介
アニメーション制作部
アニメ制作の現場では、作品が無事に完成するようスケジュールを管理し、各工程の進行を管理し、全体のスケジュールをしっかりと調整する役割が非常に重要です。制作進行はその中心に立ち、作品をスムーズに仕上げるための調整役を担います。
アニメ制作は1話の制作だけでも300人以上のスタッフが関わることがよくあります。制作進行は、その大規模な制作体制の中で、各セクションやスタッフの連携を促し、円滑に作業が進むようサポートします。まさにチームの要として、作品の完成に向けて全体をまとめあげる存在です。
制作進行の仕事は、ものづくりが好きな方、アニメへの情熱を持っている方にとって、大きなやりがいを感じられるポジションです。制作進行の働きが、最終的な作品のクオリティを大きく左右するといっても過言ではありません。
主な業務内容
- スケジュール管理:制作全体の進行を調整し、締切に間に合うよう管理
- スタッフの発注・連絡:アニメーターや外部スタッフへの依頼・調整
- 素材のチェック・納品確認:各工程で完成した素材を集め、品質を確認
作画室
アニメキャラクターや背景、動きを一つひとつ描き出し、作品の世界を具現化する重要な仕事です。作画のクオリティは作品全体の印象を左右する非常に重要なものです。
アニメ制作現場では、1話で数千枚もの作画が必要です。作画スタッフはこの膨大な枚数を分担し、キャラクターに表情や動きを与え、作品に命を吹き込みます。アニメが好きで絵を描くことが得意な人にとって、非常にやりがいのある職種です。
作画には、精密なデッサン力やキャラクターの魅力を最大限に引き出す表現力が求められます。まさにアニメ制作の「顔」となる役割です。アニメの魅力は何と言ってもその「動き」です。作画スタッフはキャラクターに命を吹き込み、視聴者に感動を届ける重要な役割を果たします。
主な業務内容
- 原画:アニメーションの重要なシーンやキャラクターの動きの基となる絵を描く仕事。キャラクターの表情やポーズ、アクションを決める役割を担います。
- 動画:原画と原画の間をつなぐ絵を描き、キャラクターの動きをスムーズにする仕事。作品全体の流れを支え、動きの精度を高めます。




メンバーインタビュー

宮腰 徹
miyakoshi tooru
夢を追い続け、アニメプロデューサーの道へ。
未知の表現に挑み、ともに歩むチームを目指す。
制作部長
2018年中途入社 新潟県出身
東京工芸大学 芸術学部 アニメーション学科卒
アニメ業界を志したきっかけを教えてください。
幼少期から『機動戦士ガンダム』が大好きで、地方在住でテレビアニメ放送に触れる機会が少なかったため、ビデオやDVDを借りて熱心に見ていました。高校生の頃、当時流行していたFLASHアニメのクリエイターたちが急成長する過程を目の当たりにして、「自分でもアニメを作れるかもしれない」と思い、大学ではアニメーション学科に進学。大学で学ぶうちに自分はクリエイティブよりもプロデュースに向いていると感じ、アニメプロデューサーを目指すようになりました。
これまでのキャリアを教えてください。
新卒で入った制作会社に8年間勤務し、5年間制作進行を経験後、3年間制作デスクを担当。その後、ドライブがアニメーション制作部を立ち上げた際、アニメーションプロデューサーとして参画しました。
ドライブに入社した経緯を教えてください。
転職活動中に、ドライブからアニメーションプロデューサーとしてのオファーを受けました。当時は大手制作会社の転職も考えていましたが、アニメプロデューサーとしてのキャリアをすぐに築けることはチャンスだと思い、ドライブに入社しました。

思い出に残る作品は?
1つ目は、制作進行として初めて担当した『くるねこ』です。1話5分の作品を少人数チームで2年間かけて100本制作した経験が、自由な発想の原点となりました。
2つ目は、制作デスクになって最初の担当作品『この素晴らしい世界に祝福を!』です。世間の評価も高く、やりがいがある作品でした。
3つ目は、プロデューサーになって初作品『ACTORS』です。失敗から多くを学び、プロデューサーとしてのあり方を見つけた作品です。
プライベートの過ごし方を教えてください。
結婚して子供が生まれるまでは、放映されているすべてのアニメ作品を視聴していました。今は仕事と子育てを両立しながら、シーズンごとに10作品程度のアニメを視聴。週に1~2回は早起きして、趣味のプラモデルやゲームを楽しみ、スキマ時間に映画や漫画でリフレッシュしています。日曜日は完全に仕事を離れ、家族との時間を大切にしています。
今後の展望を教えてください。
お互いに信頼しあい、目標を共有できるチームを作りたいと思っています。また、アニメ化する価値がある作品を追求し、未知の体験ができる表現手法にも挑戦したいと考えています。

アニメ業界を目指す皆さまへのアドバイスをお願いします。
何を目指し、どんな作品を作りたいのかをしっかり考えることが大切です。自分が歩むべき道を学生時代からしっかり見据えておいてください。
ドライブへの応募のお考えの方へのメッセージをお願いします。
ドライブは、自分の目標を追い求めながら成長できる会社です。目標に向かって真剣に挑戦したい方をお待ちしております。





村上 由季
murakami yuki
産休・育休後も活躍できる環境。子育てと両立しつつ、
キャリアアップを見据えてクリエイティブにも挑戦。
設定制作担当
2019年中途入社 兵庫県出身
京都芸術大学(元・京都造形芸術大学)映画学科卒
アニメーション業界を目指したのはいつ頃ですか?
大学では実写映画を制作していたため、映像関連の仕事を中心に就職活動を行っていました。当初はCM映像関係の企業を目指していましたが、幼少期からアニメに強く影響を受け、心を動かされてきたことを思い出し、アニメーション制作にも興味が湧き、最終的にアニメーション業界で働くことを決めました。
ドライブに応募した経緯を教えてください。
以前勤めていたアニメ制作会社を退職後、転職活動中にドライブからお声がけいただきました。当時、ドライブはアニメーション制作部を立ち上げたばかりで、自分の力で環境を築き上げたいと感じ、入社を決意しました。

現在のお仕事の内容を教えてください。
設定制作と版権業務を兼任しています。以前はアシスタントプロデューサーをしていました。6週間の産休と1年間の育休を取得し、現在は6時間の時短勤務をしています。復職後は、育児との両立を考慮し、自己完結できる業務や時間管理がしやすい仕事を担当させてもらっています。
産休・育休の前後で何か変化は感じましたか?
休職中に、制作環境が驚くほど整備されていました。特に制作進行の業務がデジタル化が進み、そのスピードには本当に驚かされました。
育児とお仕事の両立はいかがですか。
夫もアニメ業界で働いており、朝の準備は主に夫が担当し、夕方のお迎え以降は私が担当するという役割分担でうまくやりくりしています。アニメ業界は夜遅くまでの仕事が多いですが、私は早めに終わる業務を担当させてもらっています。育休復帰前に会社としっかり話し合いを持てたため、スムーズに復職できました。
今後の目標はありますか?
現在は管理スタッフとして働いていますが、将来的にはクリエイティブな業務にも携わりたいと考えています。学生時代に実写映画でシナリオや監督を経験していたため、特にシナリオ制作に興味があります。まずは、子供が3歳になるまでは時短勤務を続ける予定で、本格的なキャリアアップはその後に目指すつもりです。

ドライブの良いと思うところを教えてください。
組織体制がしっかりしていて、中堅層がきちんと育ってきているところが良い点です。アニメ業界は離職者が多く、中堅層が不足している会社も多い中、ドライブではその層がしっかりしていると感じます。また、産休・育休も取得しやすく、会社として当たり前の権利として認識されているため、安心して取得できました。
就活生の皆さんへのメッセージをお願いします。
アニメーション制作会社は数多くありますが、どんな作品を作っているかは分かっても、実際の会社について知る機会は少ないかもしれません。ドライブでは企業説明会や職場見学会を積極的に行っていますので、アニメ業界に興味がある方はぜひ参加してみてください。





田島 みさき
tashima misaki
制作デスクとしてチームを支える、
気配り力と迅速な判断で制作進行をまとめる大黒柱。
制作デスク担当
2022年新卒入社 長崎県出身
東京ビジュアルアーツ・アカデミー(旧:東京ビジュアルアーツ)特殊メイク学科 特殊メイク専攻卒
アニメ業界に入ったきっかけは?
高校ではデザイン学科を専攻し、その後、専門学校で特殊造形に転向しました。映画やメイクが好きで、特にSF作品の特殊メイクに興味があったこと、また高校時代にダンス部で衣装やステージメイクを担当していたことも影響して、特殊メイク学科に進みました。しかし、特殊メイク業界の労働環境に不安を感じ、クリエイティブな仕事を模索する中で、もともと好きだったアニメの制作進行という職業に出会い、最終的にアニメ業界を選択しました。
ドライブに応募した経緯を教えてください。
アニメ業界は「ブラックだ」と言われることが多かったので、知人からのアドバイスを受け、しっかりした会社を探すことにしました。そこで、ドライブを見つけ、応募することを決めました。

現在のお仕事の内容を教えてください。
現在は制作デスクを担当しています。主な業務としては、全話のスケジュール管理、メインスタッフとの調整、クライアントチェック物の管理、打ち合わせの手配、作画スタッフの人員調整などがあります。また、アニメーターのマネジメント業務として、発注や素材のやり取り、スケジュール管理も担当しています。
制作進行の仕事はPC操作やスケジュール管理が重要だと思われがちですが、実際には度胸や迅速な判断力、そしてコミュニケーション能力が非常に大切だと感じています。
お仕事で苦労した点はなんですか?
制作進行として特に大変だったのは、人見知りを克服することです。毎日、新しい人と連絡を取らなければならず、最初は非常に大変でした。しかし、連絡する相手の情報を事前に集めて人物像を想像することで、少しずつ不安が減っていきました。また、慣れてきたこともあります。
制作デスクとして年上の制作進行をまとめなければならないことも不安でしたが、周囲の状況に気を配りながら仕事を進めることで、徐々にその不安も克服しつつあります。
将来の夢や今後の目標はありますか?
当面は制作デスクの仕事に全力を尽くしたいと考えていますが、将来的には設定制作の仕事にも挑戦してみたいです。

ドライブの良いと思うところを教えてください。
ドライブは「気楽だけど楽じゃない」、そんな会社だと思います。自分の不足している点を見つけて、それを克服するために努力できる環境が整っているのは、非常にありがたいことだと思います。
就活生の皆さんへのメッセージをお願いします。
会社の知名度だけでなく、条件や環境をしっかり調べてから応募することをおすすめします。インターンやアルバイトを募集している会社には積極的に参加し、実際の職場の雰囲気を体感することで、自分に合った環境かどうかを見極める機会を持つことが重要です。
また、「好きな作品を作っているから」という理由だけで会社を選んでも、入社した時点ではその作品が終わっていることも多いので、しっかりと調べることが大切です。





門田 涼
kadota ryou
日本ならではの仕事を求め、アニメ業界に飛び込む。
理想の作品を形に、制作進行としてチームを牽引。
制作進行担当
2023年新卒入社 大阪府出身
立命館大学 文学部 考古学文化遺産専攻卒
アニメ業界を目指したのはいつ頃ですか?
就職活動の際、日本ならではの仕事、日本でしかできないことを考えた結果、アニメ業界に興味を持ちました。もともとアニメをよく観ていたわけではなかったので、周囲には驚かれました。業界的に激務だと言われることもあり、心配されることもありましたが、両親は応援してくれました。
ドライブに応募した経緯を教えてください。
会社研究の一環として、当時テレビで放映されていたアニメ40作品をすべて観たのですが、その中で一番面白かったのが『てっぺん』という作品で、それを制作していたのがドライブでした。作品の構成力があり、有名作品のオマージュも取り入れられていて、奥深いアニメだと感じ、ドライブに応募しました。

現在のお仕事の内容を教えてください。
私は制作進行を担当しています。各セクションの方々とやり取りをする仕事なので、「報・連・相(報告・連絡・相談)」が非常に大切です。ただし、その際には自分の意見や提案も積極的に伝えるように心がけています。仕事の進め方を褒められたり、制作意図が一致して良いものができたと感じられる瞬間にやりがいを感じます。
制作のスケジュールは時期によって忙しさが変わり、忙しい時期と比較的落ち着いている時期が半々くらいあります。
将来の夢や今後の目標はありますか?
作品のシナリオの構造や物語の組み立てに興味があるので、将来的にはシナリオの分野に進みたいと考えています。

ドライブの良いと思うところを教えてください。
「裁量の大きさ」だと思います。制作に携わる中で「こうしたい」という想いが湧いたとき、自分が担当する話数に関してクリエイティブな裁量が大きいことが、やりがいにつながっています。多くの人が関わるアニメ制作では、個人の裁量が仕事のしやすさや作品のクオリティに直接影響します。ドライブは、明確なビジョンを持って制作に取り組める人にとって、最適な環境だと思います。
就活生の皆さんへのメッセージをお願いします。
ドライブは、社員同士の関係も良好で、働きやすい環境が整っています。働きやすい職場というのは、長く仕事を続ける上で非常に大切な要素だと思います。素晴らしい環境なので、ぜひ一度覗いてみてください。





大久保 義之
ookubo yoshiyuki
画力を活かして可能性に挑戦。
作画監督として活躍しながら、後輩育成にも尽力。
作画室長
2020年中途入社 上海出身
東京工芸大学 芸術学部 アニメーション学科卒
アニメーターを志したのはいつ頃ですか?
子供の頃からアニメや漫画は好きでしたが、職業にするとは思っていませんでした。美術の授業や友人との絵描き遊びを通じて、自分が周りより絵が得意だと気づいたことがきっかけです。高校生の頃には、絵を職業にできないかと漠然と考え始めましたが、油絵や日本画では生計を立てるのが難しいと思い、様々な選択肢を探る中でアニメーションの動きやカラフルな表現に魅力を感じ、アニメーターの道を目指しました。その後、アニメーション学科のある大学に進学し、就職活動ではアニメーターに絞って内定を得ました。
これまでのキャリアを教えてください。
新卒で入社した制作会社は、すぐに経営母体が変わり、先輩の転職を機に私も別の制作会社へ。そこで13年間勤務し、動画・動画検査、原画を6年間経験したのち、作画監督となりました。3年目からは後輩育成も担当し、新人研修や指導にも関わっていました。現在はドライブの作画室長として、作画監督やキャラクターデザインを担当しながら、人材育成、チームの技術向上に力を入れています。
ドライブに入社した経緯を教えてください。
長年の師匠が辞めるタイミングで身の振り方に悩んでいたところ、大学時代の同級生である宮腰さん(アニメーション制作部長)から誘いを受けました。最初は手伝い程度でしたが、当時アニメーション制作部を立ち上げて間もなかったドライブの作画体制を整えるために自分の力が必要だと感じ、正式に入社しました。

思い出に残る作品は?
5期続いた人気作品「シンフォギア」に全シリーズに関わる機会を得たことが特に印象深いです。2012年から2018年まで続いたこの作品に、動画担当から作画監督まで携わり、業界での自分の立ち位置を確立できたと感じています。
プライベートの過ごし方を教えてください。
以前は長時間労働で体力的に厳しい時期もありましたが、今は2人の子育てと仕事を両立しながら定時退社でオンオフの切り替えがしっかりできています。妻も管理職として忙しく働いていて通勤時間も長いので、子どもの送り迎えは私が担当。子育てタイムは毎日バタバタですが、2025年春からは子どもたちが小学生になるので、少しは楽になるかと期待しています。
今後の展望を教えてください。
作画室の規模や実力を強化し、制作会社としての作画力を向上させることが目標です。メンバー全員が原画マンや作画監督レベルの技術を身につけるために、人材育成に力を入れています。

アニメーターを目指す皆さまへのアドバイスをお願いします。
上達のためには、簡略化せず、限界まで情報を詰め込んだ絵を描く練習が時には大切です。観察力を養い、細かいディテールまで描けるようになってください。実際の現場では、そこから情報を削っていき、情報をデザインしていく工程を行いますが、最初から簡略化された絵ばかり描いていると、ディテールの理解が足りず、実力が付きません。また、実写映画の美しいシーンやカットを研究することも構図の勉強としてお勧めです。
ドライブへの応募のお考えの方へのメッセージをお願いします。
ドライブではポートフォリオの「描いた時間」を評価基準にはしていません。重要なのは、その絵にどれだけ細部までこだわって描き込まれているかです。絵を見れば実力はわかります。真摯にスキルを伸ばす努力をし、コツコツと努力できる方をお待ちしています。





間部 葵
mabe aoi
グラフィックデザインからアニメーターへ。
描く楽しさを追求し、自分の進むべき道を見い出す。
原画担当
2021年新卒入社 福島県出身
女子美術大学 デザイン・工芸学科 ヴィジュアルデザイン専攻卒
アニメーターを志したのはいつ頃ですか?
子供の頃から絵を描くことが好きで、アニメや漫画も楽しんでいましたが、それを職業にするとは思っていませんでした。ただ、創作に携わる仕事には必ず就きたいと考えていました。
高校ではデザインを専攻し、美術大学に進学。当初はグラフィックデザイナーを目指していましたが、大学3年生のロゴデザインの授業で、教授からの質問を受けたことがきっかけで、自分が本当にやりたいのはグラフィックデザインではないと気づきました。深く考えた末、キャラクターを描くことに楽しさと適性を感じ、アニメーターの道に進む決意を固めました。
ドライブに応募した経緯を教えてください。
就職活動中にアニメ制作会社を調べている際、ドライブを知りました。作品を見ていく中で、特に「ぶらどらぶ」のオープニング映像(winds of transylvania)が印象的で、強く心を惹かれました。その映像から、他の会社にはないこだわりや独創性を感じ、この会社で働きたいと強く思い応募を決意しました。アニメの常識を超える表現が、新たな挑戦を続ける姿勢を示しており、非常に魅力的でした。また、ドライブがアニメーション制作と音楽制作の両方を手がけているからこそ実現できた表現だと感じています。

現在のお仕事の内容を教えてください。
アニメーション制作の原画を担当しています。月~金の週5日勤務です。2年目は動画検査をしていて、そのときは進行状況の都合上、頼まれて残業することは多少ありましたが、3年目に原画担当になってからは、定時退社できています。
プライベートはどのように過ごしていますか?
特にレイアウト技術を向上させたいと思い、平日の就業後には作画技術の自己研鑽に励んでいます。また、先輩におすすめされたアニメ作品を見たり、動作の研究にも取り組んでいます。
休日は仕事を忘れ、好きな読書をしてリフレッシュしています。
今後の目標はありますか?
仕事を始めた当初は作画監督を視野にいれていたのですが、今はレイアウトのプロフェッショナルになりたいと思っています。

ドライブの良いと思うところを教えてください。
自分のやりたいことを尊重してもらえる環境があり、少しずつ理想の自分に近づける会社だと感じています。やさしい人が多くて、気分が落ち込んでも、誰かがすぐに気にかけて、声を掛けてくれるので助けられています。
また、アニメ業界では珍しく出退勤の時間がきちんと定められており、自然に時間管理ができるため、健康管理もしやすいと思います。
就活生の皆さんへのメッセージをお願いします。
就職活動で応募に必要なポートフォリオを作る際、初めてキャラクター画を描くことになり、ネットや書籍を頼りに独学で苦労しながら描きました。しかし、独学の限界を感じ、実際に入社してからもしばらくは苦戦しましたが、先輩方のサポートを受け、少しずつ成長することができました。作画の仕事は、日々自分の限界と向き合う覚悟が必要ですが、絵を描くことが好きで、やる気があれば必ず成長できる仕事です。やりがいも大きいので、ぜひ挑戦してみてください。





ウェイ ヤン ティン
wai yan thein
ミャンマーからアニメの憧れの地、日本へ。
キャラクターに息を吹き込み、夢を描く。
原画担当
2022年新卒入社 ミャンマー出身
日本電子専門学校 アニメーション科卒
アニメーターを志したのはいつ頃ですか?
子供の頃からです。おそらく5歳くらいから、ミャンマーで放送されていた日本やアメリカのアニメに夢中になりました。見ることも描くことも大好きでした。
日本に来たのはいつ頃ですか?
もともと日本に興味があり、ミャンマーの高校を卒業後、19歳の時に日本語を学びたくて来日しました。日本語学校で1年間、その後、福岡の専門学校で2年間勉強し、東京のアニメーション専門学校に進学して2年間アニメーションを学びました。
ドライブに応募した経緯を教えてください。
就職活動中に、アニメーション専門学校の先生からドライブを紹介してもらったのがきっかけです。アニメーションと音楽を同時に手がけている会社は珍しく、その点に興味を持ちました。また、私の好きなアニメ作品の音楽をドライブが担当していたことも、応募の理由の一つです。

現在のお仕事の内容を教えてください。
入社してから最初の1年間は動画を担当し、2年目には動画検査を経験しました。現在は原画(2原)を担当しており、最近はレイアウトの勉強も始めています。自分の描いたアニメーションがテレビ画面で生き生きと動く様子を見ると、大きなやりがいを感じます。
お仕事で苦労したことはありますか?
パースの勉強が不足していたため、入社後に多くの練習をしました。また、自己学習として手の描写を重点的に練習しました。
今後の目標はありますか?
Blender を使用して 3D レイアウトを行いたいです。いまはBlenderの練習中です。
また、キャラクターデザインにも興味があります。小説(ミャンマー語の本)のキャラクターを想像して描く練習をしています。
プライベートはどのように過ごしていますか?
Blenderの練習や動画鑑賞をして過ごしています。また、料理が好きで、休日には一週間分の料理を作り置きしています。
アニメーターの仕事についてミャンマーのご家族の反応は?
両親は応援してくれていますし、今後の活躍にも期待してくれています。自分が関わった作品のエンディングで、クレジットに名前が載っている画面をスクリーンショットして両親に送っています。

ドライブの良いと思うところを教えてください。
作画未経験者でも温かく迎え入れてくれ、経験を積ませてくれます。また、自分で担当するカットを相談しながら選べる点も魅力だと思います。
就活生の皆さんへのメッセージをお願いします。
海外出身の就活生の皆さんは、まず日本語の勉強をしっかりすることが重要です。そして、きちんと教えてくれるスタジオを見つけてください。アニメを見るだけではなく、絵を描くのが好きという気持ちが何より大切だと思います。





福光 泰基
fukumitsu taiki
子供の頃からの夢を追い続け、
工学部からアニメーターへ異色の転身。
動画検査担当
2023年新卒入社 福岡県出身
北九州市立大学 国際環境工学部 情報システム工学科卒
アニメーターを志したのはいつ頃ですか?
小学生の頃からアニメーションを描くのが好きで、文庫本の端に棒人間やボールが跳ねるパラパラ漫画を描いていました。中学生になると、ニンテンドーDSの「うごくメモ帳」や「クリップスタジオ」を使って自主制作アニメを作り、SNSや共有サイトに投稿するのが趣味になりました。大学は理系が得意だったため国際環境工学部に進学しましたが、絵を描くことへの情熱はずっと持ち続けていました。
工学部出身のアニメーターは珍しいのでは?
大学では情報システム工学科に所属し、画像処理や通信技術、プログラミング言語を学んでいました。アニメ作品『サマーウォーズ』を観て、プログラミングに興味を持ったのも理由の一つです。
周りにはアニメ業界を目指している人がいなかったので、自分でもどうにかしていると思いました(笑)。就活ではポートフォリオの作り方も全くわからず、ネットで調べながら作成しましたが、チェックしてもらう人もおらず、不安だらけでした。
ドライブに応募した経緯を教えてください。
就職活動の時期に、どうしてもアニメ業界に入りたいと思い、就活サイトで「このすば」の3期を制作する会社が作画を募集しているのを見つけ、それがドライブでした。『このすば』は高校受験の時に出会い、元気をもらった作品だったので、ぜひこの会社に入りたいと強く感じました。入社後、『このすば』の動画を担当できた時には、自分がアニメ業界に入ったという実感が湧き、感動しました。

現在のお仕事の内容を教えてください。
現在は動画検査をメインに担当しつつ、第二原画やレイアウトの仕事にも挑戦しています。基本的に残業はせず、就業時間内に仕事を終わらせるように時間管理を徹底しています。動画検査の業務では、どの箇所を直すべきかを工夫しながら、効率的に作業を進めることを意識しています。
今後の目標はありますか?
今後はレイアウトの仕事に進みたいと考えています。現在もレイアウトの練習をしたり、資料を集めて描いています。

ドライブの良いと思うところを教えてください。
働く環境として、とても良い会社だと思います。年齢が近い同僚が多く、気軽に話しかけられ、相談もしやすい雰囲気があります。作画の仕事は一人で絵と向き合うことが多く、メンタルに左右されがちですが、安心して仕事に集中できる環境が整っているのがありがたいです。
就活生の皆さんへのメッセージをお願いします。
「画力」だけをアピールするのは、あまり効果的ではないと思います。絵を描けるのは基本です。大切なのは、作品を深く理解し、どう描くかを真剣に考えることです。技術はポートフォリオで見せられるので、面接ではその技術以外のことをアピールするのが良いと思います。
会社選びについては、最初は僕のようにやりたい作品で選ぶのもありだと思いますが、長く働く中で自分の好みではない作品に関わることもあるかもしれません。そういうときでも、作品に真摯に向き合い、その意図を汲み取って取り組む姿勢がプロだと思います。私たちの力で、さらに作品の面白さを引き出すのです。そのためには、あなたにしかない感性が必要です。ドライブには、そうした個性を受け入れてくれる仲間がたくさんいます。興味があれば、ぜひドライブを覗いてみてください。




よくある質問
選考手順を教えてください。
詳しくは募集要項でご確認ください。
- 1次選考:書類選考、適正検査(オンライン)
- 2次選考:制作:筆記試験、動画:作画技能試験、一次面接
- 3次選考:役員面接
ポートフォリオを用意する必要はありますか?
作画でのご応募の場合にはポートフォリオが必要です。人物背景込みのイラスト10点。人物2人以上のものを1点以上入れてください。着彩は不問です。
- 制作進行は基本的には不要ですが、その他のアピール資料としてご提出いただくことは可能です。
学部や専攻の指定はありますか?
ありません。ドライブでは芸術学部や、アニメーション専攻以外にも、工学部、文学部、社会学部、経済学部、商学部など、様々な学部や専攻出身の先輩が活躍しております。
残業はどの程度ありますか?
アニメーション制作部の月平均残業時間は17.3時間です。制作進行の場合は納品時期は残業が増える傾向があります。残業は事前申請制で、残業代はすべて支給されます。みなし残業時間(固定残業)制度は導入していません。
服装、髪型に決まりはありますか?
特に決まりはありませんが、清潔感があり、節度を持った服装・髪型を心がけ、職場の雰囲気に合わせて自己表現してください。
フレックスタイム制度はありますか?
ありません。10時出社・19時退社です。
外国籍の採用はしていますか?
しております。すでに中国、ミャンマー出身の先輩が活躍しております。
ドライブ制作で好きなアニメ作品があります。担当できるでしょうか?
入社後にその作品を制作中かどうかはわかりませんが、できるだけご本人の希望は優先しております。
入社後に研修はありますか?
あります。入社後は2週間の新入社員研修を行い、その後はOJT(実務を通じて)で先輩から直接仕事を教わる形になります。また、ご本人の適正や業務の必要に応じてテーマごとに外部の研修にも参加しています。
英語やその他言語能力は必要ですか?
日本語でのコミュニケーションが可能であれば、他の言語能力は特に必要ありません。ドライブでは海外作品のアニメーション制作も行っていますので、他の言語が堪能であれば、相応に活躍の場が期待できると思います。